こんにちは。
代表の佐藤哲郎です。
みなさんは薪ストーブはどのような環境で利用されていると思いますか?
一番多いのは住宅だと思います。
薪ストーブの活用シーンって本当に広がりを見せます。
今回、納入させていただいた環境はなんと『ビニールハウス』です。
これまで、木造住宅、RC造(鉄筋コンクリート)の設置工事でしたが『ビニールハウス』は初めてです。
しかも、用途がまた特殊。
ビニールハウスでサウナ!
こんなこと、皆さん考えた事ありますか?
私は初めてです。
如何せん、ビニールハウスは初めてでしたので、近所の農家さんにお願いしてビニールハウスを見学しました。
近所の農家さんのビニールハウスにはもみ殻を燃料とした加温器と呼ばれる物を導入されていて、煙突施工や断熱/防熱のやり方を教えていただきました。
ここからはビニールハウスに導入した経緯を書きます。
第一章 しーたけ村長のビニールハウス事業
このご依頼を下さったのはしーたけ村長こと伊藤健さんです。
伊藤さんは昇栄興業と言う鉄筋工事会社の社長です。
この度、新事業を立ち上げ、その事業こそがビニールハウス事業です。
しーたけ村長のブログもありますので
こちらも併せて読んでください。
このビニールハウスは3m × 3mで都会に住居を構える方々を対象に自宅のとなりにビニールハウスを建て、業務用としてではなく趣味として活用されるものです。
都会で生活されている方にとって畑仕事をするのは少し難しいです。
でも、しーたけ村長が開発したビニールハウスが自宅のとなりにあれば、憧れだった畑作業も都会で可能になるわけです。
ここからが面白いのですがビニールハウスを家庭菜園だけではなく、『サウナハウス』として使ってもいいんじゃないか?と言うぶっ飛んだ発想です。
でも、これってとても理にかなっていると思うんです。
なぜなら、ビニールハウスは冬でも家庭菜園ができるぐらいで気温を保てます。
都会にお住いの方で家庭菜園をしたい、家でサウナを楽しみたい、この二つを実現できるのはビニールハウスのみです。
しーたけ村長とは同友会と言う経営者が勉強する団体で知り合いました。
私が埼玉同友会の例会にお邪魔しその時に知り合いました。
しーたけ村長はいつも私の情報発信をご覧いただき今回ご依頼いただきました。
今回、ビニールハウスを建てたのは千葉県市原市です。
朝五時に出発したのですがまだ真っ暗でした。
この軽トラで佐久から市原まで行きました。
もう朝からワクワクです。
4時間かけて現地に到着しました。
景色はこんな感じです。
千葉県とは言え、ほとんど長野県の景色と同じです笑
この時、ビニールハウスはまだ建設中でした。
昇栄興業の社員さんが一生懸命作業されていました。
この時、BBQもやりました。
ビニールハウスが建つまでBBQを楽しみました。
社員さんたちも休憩してお天道様の下でBBQを楽しみました。
ビニールハウスがある程度建ったところで煙突の取り付けです。
暗くなる直前に取り付けが終わりました。
電気がなかったので、頼りになる灯りは太陽のみです。
まさに自然の中での作業で感慨深いものがありました。
辺りが真っ暗の中で火入れをしたのは初めてでした。
本当にいろんな事が初めてづくしでした。
今回のお仕事を通じてしーたけ村長は風の時代に生きる方だな~と感じました。
そして薪ストーブ自体もこれからの風の時代を象徴する存在なのだと思いました。
土の時代と言われていたこれまでは薪ストーブ言えば住宅での暖房器具でしたが、これからは益々用途が広がることでしょう。
しーたけ村長のビニールハウスは限りなく未来があります。
面白い事を徹底的にやるその姿に感化され、私も徹底的に面白いことをやる所存です。
第二章 薪ストーブでビニールハウスサウナ
ビニールハウスの設営・薪ストーブの設置した後、しーたけ村長自ら、しーたけ村でキャンプをされました。
(第二章では、しーたけ村長がブログで綴っていた内容を、私がリライトしました。原本はこちらです。ビニールハウス 薪ストーブ の魅力にとりつかれた人達。)」
うーん。
手前みそながらサトー式薪ストーブかっこいいですね。
エキスパンドの柵がまたかっこいい。
あと、横にある薪スタンド。
こんなビニールハウスないんじゃないかな?
おそらく、ビニールハウスでサウナと言う
発想はしーたけ村長が日本初。
夏のビニールハウスはまるで『サウナのように暑い』と言う場合がありますが『本当にサウナとして使う』と言うぶっ飛んだ発想をお持ちの人はいないでしょう。
ところで野菜を育てるビニールハウスなのになぜサウナ??と疑問を持たれた方もいるでしょう。
答えは明解です。
しーたけ村長自身が面白い事が大好きでそれをお客様にも提供されたいからです。
こんな面白い事を独り占めするのはもったいないからみんなで楽しもうよと言う発想です。
それにしてもよく思いつきましたよね。
で、いざキャンプ開始です。
お子さんにキャンプを体験させるって本当に貴重な経験値になりますよね。
ちなみにこのテントはお子さんに貼ってもらったそうです。
薪ストーブで暖を取るには当然、燃料となる薪の確保が欠かせません。
薪の準備だってお子さんがやります。
いや~たくましいですね。
小さな体で小さな斧を持って薪割をする。
私にはこの子が小さな巨人に思えてなりません。
お子さんが用意した薪です。
これで暖を取るんです。
そして、辺りが暗くなりみんなで夕食を作ります。
実は、このキャンプの目的は実験だったそうです。
我らがサトー式薪ストーブが耐えられるか?
ビニールは溶けないか?
などです。
サトー式薪ストーブの耐久性については既にはたらクリエイト様で実証されていました。
問題はビニールです。
これについても大丈夫。
問題ありませんでした。
いかにすれば、ビニールへの負荷を減らせるか?
近所の農家さんのビニールハウスを見学させていただきました。
それをしーたけ村長にフィードバックして二人で試行錯誤しました。
煙突を取り付けている様子です。
そしてビニールハウスでまったり。
しーたけ村長曰く、
『ビニールハウスとは不思議なもので屋内にいるのに屋外で過ごしている感じ。』
確かにその通りですよね。
何せビニールなので透明ですから月明かりと薪ストーブの炎が唯一の灯りとなるわけですから。
この感覚、ぜひ体感したいものです。
こんなビニールハウスが自宅のとなりにあれば、もうキャンプ場に行かなくてもいいかもしれませんね笑
特に都会にお住いの方は、わざわざ地方に行かなくてもリアルなキャンプを自宅で味わえるわけです。
煙突だってちゃんとした二重煙突です。
ビニールハウスであろうが、薪ストーブにおいては煙突がとても重要になります。
当然ですがこの辺りは妥協しません。
また、この煙突がオツなんですよね。
ビニールハウスに本格的な薪ストーブと煙突があるとその辺のビニールハウスとは格段に違います。
第三章 ビニールハウスではじめてのキャンプ
自分が作った薪ストーブではじめてのキャンプ
2022年4月、上記でお伝えしてきた『しーたけ村 キャンプ場』で、ついに私もキャンプをしました。
ちなみに、生まれて初めてのキャンプでして、電気も水道もとっていない環境で一晩明かすのはこれが初めてです。
どれだけのインドア派なんでしょうね笑
薪ストーブ作っているのに笑
しーたけ村の特筆すべきことは建物がビニールハウスであることです。
しかも薪ストーブが入っている。
さらにその薪ストーブは私が作ったもの。
ビニールハウスと煙突の組み合わせがなんともオツだと思いませんか?
そして小型クッキング薪ストーブの後ろ姿も。
ビニールハウスは最強のテントである件
すべてが初めの経験で何から書いていいか迷っています笑
そもそもキャンプ自体が初めてであるという事とビニールハウスで一晩を明かすという事と
すべてが初体験でした。
この日は、少し肌寒かったのですがビニールハウスの中はすでに暖かかったんです。
暖かいうえに屋根もあるので雨に濡れる心配もありません。
さらにビニールハウスは透明ですので、月明かりの下でキャンプを楽しめる。
こんなキャンプって素敵ですよ。
薪ストーブ宴の始まり
村長がおもむろに薪ストーブに火を付けます。
もう、かなり慣れていらっしゃいます。
ビニールハウス内の薪ストーブに火を付けて準備完了!
・・・ではありません!
この日のためにこの子も連れてきました。
キャンプと言えば空のもとでやる料理かな~なんて思いましてね。
少々重いですが長野から千葉まで持ってきました。
この子にはピザを焼いてもらいました。
市販のピザですが、小型クッキング薪ストーブはとても美味しく焼いてくれました。
いい仕事をしてくれました!
さあ、ここまで来てようやくすべての準備が整いました。
ここからは宴です!
このウィスキーはグレンフィデックです。
15時から飲み始め、結局24時まで飲みました。
酔っぱらっていたので、写真はこれだけです笑
夜21時ぐらいに2名の千葉同友会の方も加わりずーっとグループ討論していました。
いや~濃かったですね。
最後に、ビニールハウスの在り方にイノベーションをもたらしたしーたけ村長こと伊藤健さん。
自宅のとなりで新しいビニールハウスを味わいたい方はご連絡ください。
ご紹介します。
もしくは直接伊藤さんにご連絡いただいても結構です。
それでは今日はこれで失礼したいと思います。
どうもありがとうございました。